R5.1.15 歩行分析と個別指導 終了しました

令和5年最初のセミナーとして「AIと理学療法士による歩行分析と個別指導」を行いました。歩行分析で使用したAIアプリは、タブレットで撮影した5m歩行を速度・リズム・ふらつき・左右差の4項目を5段階で自動的に評価してくれます。10年前ぐらいまでは高価な機器が備えられている場所でしか動作解析ができませんでしたが、今は今回のアプリのように簡易に測定ができる時代になってきており科学の進歩を感じます。このように時代に合わせて理学療法士も変化していくことが必要だなとつくづく感じるところです。

今回使用したアプリでは歩行の点数化というメリットの反面、なぜ速度が遅いのか、リズムがズレるのかは解析できません。そこで今回のセミナーでは理学療法士が追加で機能検査や歩行検査を行い、それを基に改善エクササイズを個別指導しました。歩行を変えるにはまずは土台の筋力、可動域、耐久力などを整えることが重要です。簡単な運動を1、2種類の指導でしたが即時的にアプリの歩行の点数が改善される方もいました。客観的に歩行を点数化してくれると測定された対象者も効果を認識しやすくAI機能を良さを感じました。

さて今回のAIアプリでの歩行解析ができる期限ですが、訳あって2023年3月までとなっています。今回測定されて1、2ヶ月後に再評価して欲しい方、また新たに歩行を調査してほしい方はご連絡いただければ幸いです(当会ホームページお問い合わせフォームをご利用ください)。

さて2023年もスタートです。本年もよろしくお願いします。


今田


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