R3.12.26 身体メンテナンス方法 終了しました

令和三年の年の瀬に今年最後のセミナーとして「冬場を乗り切るための身体メンテナンス方法」と題して、二人の演者によるセミナーを行いました。

前半は私今田が「身体を硬くしない方法」を解説いたしました。理学療法士の視点から解剖学、組織学の観点から説明し、最後は柔軟性を高めるためのストレッチングの方法論を説明しました。事前に自らが行った2週間の簡易ストレッチング実験でも10秒間のストレッチングでは柔軟性の改善がなく、30秒間のストレッチングで向上がみられました(下図参考)。先行研究でも言われていることですが、結論としては柔軟性向上を目指すためには30秒程度持続的に伸ばすストレッチングを推奨いたします。とは言っても30秒間は感覚的にかなり長い。個人的にはTV CMの時にやるなど個人ルールを作って合間でやるという感じが良いと考えてはいます。

後半は大橋先生が「筋力を強くする方法」と「座ってできるピラティス」を講義と実技で行いました。筋力upには筋繊維の動員を増やすこと筋肉を大きくすることが必要で、後者は時間がかかりますが、前者は1~2ヶ月あれば可能です。筋トレも生活の中でで筋肉を使う時間を増やしそれを習慣化することが重要と感じました。最後にピラティスを座りながら参加者全員で行いました。30分程度の短い時間でしたが呼吸を意識しながら行うと終わった後にはじんわり疲労感が出ました。簡単にできるのでどの年代でも誰でも行える手軽さが魅力な印象でした

さて令和三年も終わりに近づいてきました。11月から対面式セミナーを再開しましたが、また現在オミクロン株が流行しつつあり、年末年始も油断できない状況です。来年こそはコロナ終息を祈りつつ、皆様良いお年をお過ごしください。そして来年も当会の活動のご支援どうぞよろしくお願いします。

今田

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