R3.11.3 歩行能力を高めるセミナー 終了しました

緊急事態宣言が解除され、さらに10月に入り新型コロナ感染者数も減少傾向が続いている中、第6波の懸念はありますが少し活動が再開してきた印象がある世の中となってきました。

当会としても昨年1月に行って以来、1年10ヶ月ぶりに対面式のセミナーを再開しました。思えば前回の対面セミナーは2020.1月オリンピックイヤーとして「健康とスポーツ」のテーマで行いましたが、その年のオリンピックは延期となってしまいました。今年に何とか開催されましたが、その時以来と思うと考え深いものです。

私も久々の対面式ということで始まる前までは少し不安はありましたが、場の空気感を感じながらとても楽しくできました。今回のテーマは歩行。歩行をチェックして個別歩行指導を行いました。対面ならではの直接見て触れてなので伝えやすいし伝わりやすい。アーティストさんもLIVEでものを伝えたいという感覚も似たものかなと勝手に感じてました。

講義では歩行を衝撃吸収期、片脚支持期、振り出し期の大きく3つに分け、各々の期で必要な機能について解説しました。関節に痛みがある方は衝撃吸収が上手くいっていないことが多く衝撃吸収期を整える必要があります。また歩行速度が遅くなってきたという人は振り出しの際の筋力が低下が起きている可能性が高く振り出し期に必要な筋肉の強化が必要です。最近の健康と歩行のエビデンスでは量のみならず質として速歩きを推奨しているものが多く、本セミナーでも速歩きを推奨といたしました。ですが、速歩きをすると衝撃も上がるので関節への負担は大きくなります。関節の痛みなどで不安がある人は注意しながら段階的に行っていただければと思います。

今後も世の中の情勢を見ながら対面やオンラインでのセミナーを開催していきますので、どうぞよろしくお願いします。

今田

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