R3.9.27~10.24「肥満と病気の科学」オンラインセミナー 終了しました

新型コロナ感染者数が減少傾向にあり、緊急事態宣言も本セミナーの期間中に解除ともなりました。感染症の重症化の要因の一つに「肥満」があり、これは新型コロナにも当てはまると報告されています。肥満の対策は消費と吸収のバランスを上手く調整することです。つまり、当たり前と言えばそれまでですが運動と栄養が重要となります。病気との関連で考えると年代により考え方も違ってきます。70歳ぐらいまでは生活習慣病やメタボを予防するために過食に注意する必要がありますが、70歳以降は逆に心身機能低下するフレイルやサルコペニア、骨粗鬆症の対策として低栄養に注意を払う必要があり、年齢によりマインドチェンジが必要となってきます。実際に小太りぐらいの方が長寿という報告もされていますので、高齢者においては痩せてくる方が心配になります。

今回は現在の栄養コントロールの主流である栄養バランスやベジタブルファースト、血糖値の日内変動、食べ方の工夫を講義で解説しました。

コロナ禍により外食産業が深刻な影響を受けてきました、個人的にも食べる楽しみが薄れてしまった印象もあります。しかし、健康のためには食べることは重要なことです。健康に気を配りながら楽しく食べる、そのような生活スタイル実践していきたいと思います。

今田

0コメント

  • 1000 / 1000