R3.5.23 スポーツパフォーマンスを高める身体操作法オンラインセミナー 終了しました

東京オリンピックが開催されるか、未だ不透明な状況の中、オンラインで「スポーツパフォーマンスを高める身体操作法」と題してセミナーを行いました。

今回は種目、競技レベル問わずで参加者を募集したため、参加者が行っているスポーツや年齢にはバラつきがありましたが、全てのスポーツに共通して必要な身体的な要素を、整形外科で働き、様々なスポーツ選手や愛好家の治療を行ってきた演者の私見を交えて解説させていただきました。人により多々意見はあるとは思いますが、1.腰椎のニュートラル、2.体軸の柔軟性、3.胸郭及び股関節の可動性、4.回旋筋の機能、5.己を知る、の5項目を必要な要素として、それぞれの説明と獲得するためのエクササイズを行いました。

運動能力が高く、どんなスポーツでも上手にこなす方は、特に体幹機能がしっかりしています。ぶれが少ない身体はどんな動きでも対応がしやすのだと思います。そこに柔軟性や競技特有のスキルなどは練習で洗練させる必要はありますが、基礎的な身体機能や動かし方が疎かにしてはいけません。トップアスリートこそ基礎練習や毎日のルーティンを大切にしています。土台があってのパフォーマンス。裾野は広く持つことにより、動きの幅は広がります。

オリンピックは身体運動を極めたアスリートのみが参加している大会といっても過言でありません。競技により必要な要素は違いますが、おそらく全ての選手が胸郭と股関節はよく動いていますよ。そのような視点で観て楽しむのも一つの楽しみ方ではないでしょうか。

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