R2.12.6 オンラインシンポジウム 終了しました。

今年はコロナの影響で色々活動が制限された年となりました。本会の活動も対面のセミナーは自粛し、4月以降はオンラインでの活動となりました。

今年最後の企画としてオンラインシンポジウム「理学療法士が今伝えたい健康知識」をテーマに、4名の理学療法士の先生に各々が発信したい内容でショートレクチャーをしていただきました。

第一席は田邊先生が「ライフサイクルを通した運動器疾患の予防を考える」として各年代ごとに多い疾患や障害、さらには将来的な理学療法の展望までをお話いただきました。若い頃の積み重ねが、将来につながるというメッセージは印象的でした。

第二席は「子供に運動能力を伸ばす秘訣」と題し、大橋先生が育成年代の現場での関わりから感じたことと、現在の子供の体力低下を資料を交えながらお話いただいました。子を育てている親としては、自分の子供の時と違う社会環境の中で、いかに子供を健康に育てるか考えさせられる内容でした。

第三席は「ストレートネックと首の痛みの関係性」と題し、藤田先生にストレートネックの原因やその対処としての姿勢や枕の選択方法について解説いただきました。スマホやパソコンにより頚部痛やストレートネックが増加していると言われており、今後も増加していく可能性がある症状のため要チェックの障害ですね。

第四席は「ゴルフ寿命の延ばすためのコンディショニング」として。ゴルフフィジオインストラクターでもある木下先生にお話いただきました。講義の中で柔軟性に変化がなくてもスタンスを少し変えるだけでスイングが滑らかになるという報告に驚きを感じ、ゴルフの奥深さを感じました。またゴルフクラブを使用したエクササイズ方法もご紹介いただき、ゴルフを行う方にとってはとても充実した内容になったことと思います。講義中にも先生の豊富な経験から来るお話もあり、理学療法士である私も参考になる点が多くあり、約30分という時間がすごく短く感じました。

最後の総合討論では健康についてを参加者の皆様と語り合う時間にしようと考えていたのですが、途中通信を切ってしまうというアクシデントがあり、十分な時間が取れませんでした。大変申し訳ありませんでした。通信を切ってしまった際はどうしようかとパニック状態に陥りましたが、参加者の皆様自らが再入場していただきまして何とか最後まで会を行うことができました。参加者の皆様にはお詫びと厚く御礼申し上げます。今後ミスないよう再発予防に努めます。


さて当会の活動は個別オンラインは随時受け付けを承りますが、セミナーは今年最後となりました。オンラインはどこでも開催できるメリットはありますが、空気感を共有できないことはマイナスだなと感じています。来年はコロナも収まり対面でのセミナーを開催できることを祈りつつ、今後も生活の役に立つセミナー開催していこうと考えています。

それでは来年は良い年になりますように。皆様良いお年をお過ごしくださいませ!


今田

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